Commons:カテゴリ

From Wikimedia Commons, the free media repository
Jump to navigation Jump to search
This page is a translated version of a page Commons:Categories and the translation is 89% complete. Changes to the translation template, respectively the source language can be submitted through Commons:Categories and have to be approved by a translation administrator.

Shortcuts: COM:C • COM:CAT

カテゴリとは、MediaWikiの機能の一つで、関連するページやメディアファイルをグループ分けするための特別ページです。実用上は、1つの主題を与えられたカテゴリに関連付けることを意味します。カテゴリの名前は、そのカテゴリの主題を十分に推測できるような名前にすべきです。ただし、その主題を正確に定義するためにカテゴリページ中にいくつか文章を加えることは有意義なことです。カテゴリ構造は、コモンズにおけるファイルの整理および検索の主要な方法です。カテゴリ構造を閲覧することで、あらゆるファイルが見つけられるようにすることが不可欠です。そのためには、それぞれのファイルがカテゴリに直接的に置かれなければなりません。それぞれのカテゴリ自体がより全般的なカテゴリの中にあって、階層構造を形成すべきです。

クイック ガイド

1. 適切なカテゴリの探し方

  • 検索エンジンで探す (#カテゴリ分類のコツを参照)
  • もしくは類似のファイルがどのようにカテゴリ分類されているのか確認する(ただしカテゴリ分類されていないものもあるかもしれません)
  • もしくは主要なトピックのカテゴリから始める(Category:トピック
  • これらのカテゴリから始めて、その親カテゴリもしくは下位カテゴリを確認して適切な分類を見つける。全般的すぎるカテゴリは避けてください。

2. カテゴリをファイルに追加する

  • アップロードフォームでカテゴリを選択する
  • あるいは:手動でカテゴリを追加する、例えばファイルの説明ページで[[Category:Foobar]]を追加(#ページを分類するを参照)
  • あるいは:HotCatを利用(Help:Gadget-HotCat/jaを参照)
  • あるいは:Cat-a-lotを利用(Help:Gadget-Cat-a-lotを参照)

ウィキメディア・コモンズのカテゴリ構造

原則

Shortcut

主な原則とは:

階層構造の原則

カテゴリ構造は(理想的には)Category:CommonsRootを単一の起点カテゴリとして、多重階層構造(multi-hierarchy)をとります。あらゆるカテゴリ(CommonsRoot を除く)は少なくとも1つの他のカテゴリに包含されるべきです。循環するべきではありません(要するに、カテゴリは直接的であれ間接的であれ、自分自身を含むべきではありません)。

モジュラリティの原則

ページ(ファイルやカテゴリ)は、そのページに適した最も具体的なカテゴリに置くべきです(その親カテゴリに直接置くのではなく)。カテゴリにはさらに親カテゴリを持たせることができます。カテゴリは2つ(もしくはそれ以上)の異なる基準を組み合わせることもでき、「複合カテゴリ」(compound categories)もしくは「交差カテゴリ」(intersection categories)と呼ばれます。例えば、ルートカテゴリカテゴリ:教会とルートカテゴリカテゴリ:ロシアは共通の下位カテゴリとしてロシアの教会を持ちます。

簡潔さの原則

この原則はあまり多くの異なる基準を組み合わせすぎないように示唆します。

選択性の原則

異なる主題に関連する項目を同一のカテゴリに分類すべきではありません。トピックごとにひとつのカテゴリが存在すべきであり、複数主題のカテゴリは避けるべきです。カテゴリ名は曖昧さをなくすべきであり、同音異義語を使うべきではありません。

普遍性の原則

同一の項目は、すべての言語に対して、そしてすべてのカテゴリ分類階層において、同一の名前を持つべきです。カテゴリ分類構造は可能な限り規則正しく統一性を持たせるべきであり、可能であれば地域の方言や用語は抑えて普遍性を優先すべきです。類似のカテゴリ分類の分岐は、類似の構造を持つべきです。

関連性の反映

カテゴリ構造は、最も包括的なものから最も具体的なものへと概念の階層を反映すべきです。構造は追加の関係性の種類を使い、組み合わせます。例えば、

  • Hyponymy:…の類/種/タイプ(生物学分類に典型的)
  • Meronymy:…の一部分、…のメンバー (地理的な区域、建物/部屋、道具/部品などに典型的)
  • 属性:
    • 量的もしくは一般的な属性(色、形状、大きさ、できることやできないこと、所属国、技術、受賞歴…)
    • 位置:どこで、…内で、…から(位置/できごと、位置/建造物、位置/展示場所、位置/人物、国/言語、情報源/作品、工場もしくは国/製品など)
    • 時期:いつ(時期/できごと、時期/描写された状況、誕生日時、開始または建設、死亡日時、解体または終了など)
  • 動作主と影響の関係:(作成者/作品、デバイス/製品、会社/製品、分野または職業/その主題と用語、親/子、従属、所有者/プロパティ、開始者/フォロワー、主題/主題に専任のまたは主題にちなんで命名された他の主題、件名/その複製、模倣、描写またはシンボルなど)
  • 変更:元の/変更された、または加工済みの/元の(循環構造を避ける)– 名前の変更、再構築、再利用、または主題の変換。

主要なカテゴリ

最上位のカテゴリ(CommonsRootに直接格納されているカテゴリ)は、カテゴリ階層構造を目的ごとに分けるための起点(ルート)になるカテゴリです:

  • Category:Topics – このカテゴリは、メディア・ファイルをトピックによって分類するためのグローバルで共通な起点です。このカテゴリ以下には、それぞれトピック別に適切なサブカテゴリに分類してあります。すべてのメディア・ファイルは、他の人がトピックでファイルを探すことができるように、このカテゴリ以下に分類されるべきです。
  • Category:Copyright statuses – このカテゴリは、メディア・ファイルをライセンスによって分類するためのグローバルで共通な起点です。すべてのメディア・ファイルは適切なライセンス・タグと共に、このカテゴリ以下に分類されるべきです。この種のカテゴリはテンプレートに含めることによって追加されます。
  • Category:Image sources – このカテゴリは、メディア・ファイルを(書籍、コレクション、サイトなど)どこに由来するかという情報源によって分類するためのグローバルで共通な起点です。この種のカテゴリは一般的にはテンプレートに含めることによって追加されます。
  • Category:Media types – このカテゴリは、メディア・ファイルをメディア種別によって分類するためのグローバルで共通な起点です。コモンズにあるファイルの大部分は何らかの種類の画像であるため、画像に対してはこの種の分類はときどき省略されることに注意してください。
  • Category:Commons – このカテゴリは、コモンズのメンテナンス・タスクおよびメディア・ファイル以外のページ(Commons:-、および Help:-)を分類するグローバルで共通な起点です。各言語に翻訳されたページは、言語カテゴリ以下に「Category:Commons-ISO言語コード」のスタイルを使って分類すべきです。Category:Commons-enの構造は、他の各言語のサブカテゴリの階層の見本です。カテゴリもしくはページの名前に、半角コロン「:」を2個使わないでください。こちらの議論およびHelp:名前空間を参照してください。
サブカテゴリCategory:Commons maintenance contentは、ウィキメディア・コモンズのグローバルで共通なコンテンツの特別なメンテナンスのためのものであり、翻訳対象から除外されています。すべてのメディアファイルは最初の4つのカテゴリ以下に分類すべきですが、問題があり修正が必要なファイルのみがサブカテゴリCategory:Commons maintenance contentにも分類されるべきです。
  • Category:User categories – これは使用言語のようなもので並び替えたコモンズ利用者のギャラリー、画像およびテキストを含むカテゴリのためにあります。ここには利用者別の(つまり主題本位ではない)ギャラリーのためのCategory:User galleriesも含まれ、英語である必要はありません。

カテゴリの使い方

アップロードしたものは、多くの他の利用者が見つけて活用できるように、カテゴリおよび/またはギャラリーに置くべきです。

新しいカテゴリの作成は、めったに必要となりません(新しいテキストのアップロードおよび下記人物参照のような、例外があります。)。既存のカテゴリ構造、およびウィキメディア・コモンズの慣習や方針に精通するまでは、新規カテゴリを作成しないでください。そのトピックについてカテゴリのスキームまたはコモンズ・プロジェクトが存在するならば参照し、そこに記述されている慣例に従ってください。

カテゴリ名

カテゴリ名は一般的には英語にすべきです(Commons:使用言語の方針参照)。しかしながら、固有名、生物のタクソンおよび英語ではない名前が英語で最も一般的に使用されている(あるいは英語名が使われているという証拠がない)場合は例外です。 ラテンアルファベットはダイアクリティカルマークや派生文字も含めて元の形で使用し、非ラテン文字は英語のラテン文字に転写されます。合理的な場合には、国別の異形や拡張文字セットよりも基本英語文字(ISO/IEC 646)を選びます(例えば「曲線型」よりも「直線型」のアポストロフィ)。

下位カテゴリを名前でまとめるカテゴリは一般的に"by alphabet"ではなく、"by name"と名付けるべきです(例えばCategory:Ships by name)。

カテゴリ名はまだ国際化の対象になっていませんが、 MediaWikiソフトウェア側で適切な変更が行われれば問題が解消されるはずです(T31928ーカテゴリも利用者言語で表示する Show translated titles per user language in categories tooーをご参照ください。)。言語別に未整理のカテゴリ構造を設けても、混乱が増すだけです。

メディアウィキのカテゴリ機能についての全般的な議論は、カテゴリのマニュアルページを参照ください。

ページを分類する

ページ(画像であれ、ギャラリーページであれ、カテゴリページであれ)をカテゴリに追加するには、そのページの末尾に以下のコードを追加してください。

[[Category:カテゴリ名]]

例えば、「彗星の軌道を表す図形」ファイルをアップロードする場合、その画像ページに次のコードを埋め込みます:

[[Category:Astronomical diagrams]]
[[Category:Comets]]

これによって、その図形が天文学的図形彗星のカテゴリに表示されるようになります。

アップロードやギャラリーに適したカテゴリを見つける方法についての情報は、下記の「適切なカテゴリを探す」の節をご覧ください。

新しいカテゴリを作成する

新しいカテゴリを作成するには、

  1. 検索して、目的を果たす既存のカテゴリがないことを確認してください。
  2. 新しいカテゴリを置くべき画像(あるいはギャラリーあるいはその他のページ)を見つけてください。このページを編集して、末尾に例えば [[Category:Title]]のような新しいカテゴリへの参照を挿入してください。編集したページを保存してください。新しいカテゴリがページの下部に赤リンクとして表示されます。
  3. その赤リンクをクリックしてください。新しい、空の、カテゴリページが編集のために表示されます。他のウィキページと同じようにカテゴリページを編集してください。

カテゴリページには以下のような情報を含めるべきです(重要性順):

  • 1つまたは複数の親カテゴリにそのカテゴリを置くためのカテゴリリンク。新しいページの下部に[[Category:Relevant categories]]のような形式の行を挿入してください。
  • もしタイトルがそれ自身で十分に明確ではなく曖昧さがあるのであれば、そのカテゴリに含まれるべきものを簡単に説明した文章。特定の言語での説明はCommons:Language templatesに一覧されているようにテンプレートで、例えばアブハズ語の説明は{{ab|...}}、英語の説明は{{en|...}}などとタグ付けすることができます。あるいは{{Multilingual description}}テンプレートを使うと、もしあれば利用者の好きな言語でのみ説明を表示します。
  • ウィキデータの対応するページに適切なサイトリンクを追加することによって、ウィキペディアで同じトピックを扱っている記事またはカテゴリにウィキ間リンクあるいは言語間リンク。カテゴリのページを作成後、左のサイドバーの下部にある「ウィキペディア」の下の「リンクを追加」をクリックしてください。

特定のクラスのカテゴリの扱いの指針は、カテゴリ分類の方法:トピック別の手引き、例えば人物に関してもご参照ください。

カテゴリの並べ替え

もしカテゴリをカテゴリのタイトルとは異なる文字列に従って並べ替えるべきならば、2つの方法があります:

ソートキー(並べ替え文字列)をすべての親カテゴリに対して定義する

{{DEFAULTSORT:ソートキー}}
[[Category:親カテゴリA]]
[[Category:親カテゴリB]]
これはそのカテゴリをすべての親カテゴリにおいて指定したソートキーで並べ替えます。例として、人物に関するカテゴリのタイトルは正しく並べ替える文字列ではないでしょう。このようなカテゴリには、カテゴリの直前に以下のような正しい並べ替え文字列の行を挿入してください:
{{DEFAULTSORT:ラストネーム(姓), ファーストネーム(名)}}

ソートキーをひとつの親カテゴリに対してのみ定義する

[[Category:親カテゴリA|ソートキー]]
[[Category:親カテゴリB]]
これはDEFAULTSORTが定義されていたとしても、「親カテゴリA」に対しては優先されます。

コモンズにおける既定の並べ替え順序:

! " # $ % & ' ( ) * + , - . / 0 9 : ; < = > ? @ A a Z z [ \ ] ^ _ ` { | } ~ É é τ – — 📚

→詳しい情報はMeta:Help:Sorting#Sort modesも参照。

カテゴリ名の変更

Commons:カテゴリの改名をご参照ください。

より適切なカテゴリ分類をするために

(カテゴリページも含めて)ページはその内容ではなく、その主題によって分類されます。なぜならば、内容は一般にカテゴリページの永続的な特徴ではないからです。特に、ほんの少しの間カテゴリページで不適切な内容を見かけることがあるでしょう。

例:Category:球にクリスタルガラスの球の写真しか入っていないとします。球の素材は実にさまざまな可能性があるので、現在の内容に基づいて、そのページにCategory:ガラスを追加してはなりません。通常、ガラスの物体が写った写真は既にCategory:ガラス(あるいはその下位構造のカテゴリ)に分類されているでしょう。そこでCategory:球が本当にクリスタルガラスの球の写真でいっぱいなのであれば、新しいカテゴリページ、例えばCategory:Glass spheres (ガラスの球体) やCategory:Crystal balls (クリスタルガラスの球体) などを作って、Category:球およびCategory:ガラスに分類した方がいいでしょう。

一般的に、ファイルは特定のトピックについての既存のカテゴリのうち、最も具体的なカテゴリにのみに入れるべきです。例えばCategory:Looking up the center of the Eiffel Towerにあるファイルは、Category:Parisには置くべきではありません(#過剰な分類で後述)。もし目的に一致するカテゴリが見つからなければ新規に作ることもできますが、その前に先述した#カテゴリの使い方を熟読してください。

これは画像が1つのカテゴリにしか属さないという意味ではありません。ただ「冗長な」あるいは具体的ではないカテゴリに入れるべきではないという意味です。たとえば氷山からヘリコプターでホッキョクグマを救助している画像はCategory:ホッキョクグマCategory:氷山Category:救助ヘリコプターに入れるべきです。しかしながらCategory:クマCategory:海氷あるいはCategory:航空機に入れるべきではありません。

カテゴリ分類のコツ

アップロードで選択するカテゴリ(あるいはギャラリー)は、以下の質問にできるだけ多く答えるべきです:

上記の質問はカテゴリ分類される画像の主要な側面をカバーしています。ある画像ではすべてを使うことに意味があり、他の画像ではひとつかふたつだけが合理的です。さらに画像のカテゴリ分類に使うことができるいくつかの他の側面があります:

この最後のセットは有用であり重要ですが、常に主要な基準のセットに追加で行うべきです。

Categorization in Wikimedia Commons is more detailed and deep than categorization in Wikipedia projects. Compared to them, Commons has more categories for individual subjects – places, people, organizations, events, terms, etc. Almost every article on a Wikipedia can have a corresponding category on Commons. However, even if there exist more images of an ordinary person or incidental event, it is practical to group them into a special category and categorize that category instead of categorizing all similar images individually to an identical set of parent categories.

適切なカテゴリを探す

アップロードしたファイルに適したカテゴリを見つけるには、包括的なカテゴリから始めてカテゴリ構造をたどっていくべきです。アップロードしたファイルに適した最も具体的なカテゴリを見つけるまで、サブカテゴリへと検索を狭めていってください。サブカテゴリへのリンクを追うか、サブカテゴリ名の小さな▶記号をクリックしてサブカテゴリのツリーを展開することによって、カテゴリ構造をたどることができます。上記の「主要なカテゴリ」節を出発点として、「カテゴリ分類の方法:トピック別の手引き」でさらにいくつかのトピックをカバーしています。

過剰な分類

包含基準(w:WP:OVERCATと同等のもの)についてはCommons:Category inclusion criteriaを参照してください。

アイテムをあるカテゴリおよびその親カテゴリに入れないでください。たとえば、エッフェル塔のモノクロ写真はエッフェル塔のモノクロ写真に入れるべきです。そのカテゴリと同時に親カテゴリであるパリカテゴリに入れるべきではありません

過剰な分類とは、ファイル、カテゴリまたはその他のページをカテゴリツリーの同一の分岐の複数の階層に配置することです。一般的な規則は、画像は常に最も具体的なカテゴリへ入れ、それより上の階層には入れないことです。この規則の例外は下記の節をご参照ください。

例:カテゴリを必要としている画像に黄色の円が表示されています。この画像はCategory:Yellow circlesの中に置くべきです。もしそれがCategory:Circlesの中にも置かれているならば、それは「過剰な分類」です。黄色の円はすべて円なので、それが円であることは既に分かっています。したがって、Category:Circlesは冗長です。利用者にこれを助言するためにTemplate:Uw-overcatを使ってください。

これはたいていのファイルに適用できます:横の画像の下で述べたように、エッフェル塔のモノクロ写真にあるファイルはCategory:パリにあるべきではありませんし、Category:アルバート・アインシュタインにあるファイルはCategory:ドイツの物理学者にあるべきではありません。

過剰な分類がなぜ問題になるのか?

画像が入っているカテゴリが多ければ多いほど、より画像を見つけやすくなると思われがちです。他の例を挙げます:この理屈でいけば、男性が写っている画像はすべてCategory:男性に入れるべきということになります。そうすれば、探している人物が男性であるということ以外何もわかっていないときでさえ、画像を探すことができるようになるからです。ところが、その結果は上位カテゴリがいっぱいになって、欲しい画像を見つけ出すために数百あるいはこの場合おそらく数千の画像を調べる必要が生じます。おそらく探しているものを見つけることはできず、さらに、en:Manのような記事の解説のために一般的な男性の写真を探している人はそのような写真が映画俳優や科学者や政治家にかき消されているのを見つけることになります。

下層のカテゴリでは、画像の数が少なくなるでしょうから、この問題はあまり深刻ではなくなります — それでもなお、たやすく数百の域に達しうるものではありますが。しかし、まだ問題があります:アインシュタインに話を戻しましょう。私はアインシュタインが物理学者であることを知っていますので、まずCategory:物理学者カテゴリを調べます。数百の他の物理学者の画像に混じって、アインシュタインの画像を見つけました。これにはあまり満足いきませんでしたが、それがそこにあった唯一のものです。そこに画像があったので、他の場所に隠れているものはもうないだろうと思い込んで、Category:ドイツの物理学者をさらに見て、より良いものがあるかもしれないCategory:アルバート・アインシュタインを見つけることはありませんでした。つまり、過剰な分類は2つの問題をもたらします:上位のカテゴリは雑然とし、関連画像に到達したので利用者はより関連性の強いカテゴリを探すのをやめてしまいます。

不適切な分類が、過剰な分類を招く

奇妙に聞こえるかもしれませんが、不十分な分類(カテゴライズ)が過剰な分類(カテゴライズ)の原因となりえます。カテゴリ自体が適切に分類されていないとき、利用者はそのカテゴリに属するファイルに過剰な分類をしてしまう可能性があります。一例を挙げます。Category:Eivør Pálsdóttirは、以前、Category:People by nameにのみに分類されていました。彼女の画像を分類する利用者は、その画像をCategory:フェロー諸島の人物にも置きたくなるかもしれません。正しい解決策はCategory:Eivør Pálsdóttirにのみその画像を置き、そのカテゴリをCategory:フェロー諸島の人物のサブカテゴリとすることです。しかしながら、その時点で既に両方のカテゴリに置かれている画像は過剰な分類となり、親カテゴリから手動で除去することが必要となります。

同様の問題は誤った分類法からも生じます。ノッティングヒルはロンドンのケンジントン・アンド・チェルシーにある地区です。Category:ノッティングヒルは作成されたとき、それを置くべきであったCategory:ケンジントン・アンド・チェルシー王室特別区サブカテゴリではなくCategory:ロンドンに直接置かれていました。ノッティングヒルの画像を分類する利用者はCategory:ノッティングヒルCategory:ケンジントン・アンド・チェルシー王室特別区の両方にその画像を置きたくなるかもしれません。そうではなく、それぞれの画像は最も具体的なカテゴリに置くべきであり、そのカテゴリもまた、最も具体的なカテゴリに置くべきです。

不適切な分類をされているカテゴリを見かけたら、可能ならば適切な親カテゴリに置いてください。そうすることで、過剰な分類を回避するのに役立つだけでなく、カテゴリツリーを通じて移動するのもより簡単になります。

<span id="_Exception_for_images_with_more_categorized_subjects">

例外:主題の分類が多重な画像

ひとつの関連する主題のみを描写しているファイルは、過剰な分類をすべきではありません。ファイルが追加の関連する主題を描写していて、追加の主題に独自のサブカテゴリがないときには、一時的にサブカテゴリと親カテゴリの両方を付与することを検討する余地があります。

例えば、この状況は3人の政治家の写真の場合に起こる可能性があります。政治家のひとりはアンゲラ・メルケルで独自のコモンズのカテゴリがありますが、他のふたりの政治家にはまだ独自のカテゴリがありません。その画像は疑いの余地なくCategory:Angela Merkelまたはそのサブカテゴリのひとつに分類されますが、通常はCategory:Politicians of Germanyにも含めることは過剰な分類と見なされます。しかしながら、利用者が他のふたりの政治家に対してメルケルのカテゴリを検索することはないでしょう。理想的には、他のふたりの政治家についての具体的なサブカテゴリを作成するか(正当である場合)、他の関連するサブカテゴリ(例えば、Category:Politicians of BavariaCategory:Members of the FDPなど)を見つければ、過剰な分類を避けることが可能になります。しかしながら、状況によっては、まだ他の適切なサブカテゴリが存在しないとき、一時的にCategory:Politicians of Germanyに分類する必要があるかもしれません。

国は複数の重複するカテゴリの一部として分類される可能性があります。例えば、Category:Indiaは、Category:Countries of South Asiaにも Category:Countries of Asiaにも入っています。

たいていの閲覧者には見えず、プロジェクトの利用者は、並べ替え、ステータス、利用者ボックスの値を埋めるなど多くの異なる目的のために自身をカテゴリに含めるので、利用者カテゴリも過剰な分類の適用を免除されます。

カテゴリ分類の方法:トピック別の手引き

For some categories, there is special guidance on how best to sort content within that category. This guidance can be found in a category scheme or a Commons project for your topic. There is also some categorizing information in this section and sometimes there is guidance at the top of the category's page, in the Category namespace. So, for instance, some guidance on categorizing content depicting people is at the top of Category:People, and some is in the section People below.

構造物

Content depicting Structures, e.g. Buildings and Tunnels, can be classified like this:

Structure Category. First check if there is already a Category for this specific structure.

  • If yes: put it in there.
  • If no: If you have more than two pictures: create a new Category, named after the structure. For example Category:Rheinbrücke Emmerich. Use the common name, not necessarily the English one.

Then you categorize the category (NOT each single picture!) under the following possibilities:

Afterwards, categorize the image by the way the structure is depicted, such as:

Also consider the part and the context visible:

人物

人物を描写しているコンテンツは、Category:Economists from the United Statesのような、その人物を言い表すカテゴリに置くべきです。Category:Peopleから探し始めてください。

これらのカテゴリを命名し整理する方法の詳細はCommons:Suggested category scheme for peopleをご参照ください。

風景、屋外の景色

Content depicting a given subject from a common vantage point are grouped in Views of Subject from Viewpoint categories such as Views of Cathedral of Seville from the Giralda. Such categories should be subcategories of both the subject's category (Cathedral of Seville in this example) and the viewpoint's category (Giralda in this example).

In this example, the Views of Cathedral of Seville from the Giralda category is not placed directly in the subject and viewpoint categories, but in Views of the Cathedral of Seville and Views from Giralda. Such intermediate categories are often necessary to create structure and avoid over-categorization, particularly for views of a city from a vantage point located within the city. For example, Views of Rome from the Pincio needs the intermediate category Views of Rome to avoid placing it directly in Rome, which would constitute over-categorization.

文章

Texts, such as scans of books, should normally have a category for each version of the scan and each edition of the text. Thus a book published in three separate editions would have a parent category for the book, three subcategories for each text, and further subcategories for the text as a jpeg, a DjVu, etc., assuming each version had actually been uploaded. (Categories would not be created for editions not held on Commons.) This is particularly important for files in formats other than DjVu and PDF, where the category is the only practical means of keeping the scans together; see eg. Category:The Chronicles of England, Scotland and Ireland, Holinshed, 1587 which contains 2857 jpeg images of page scans.

美術館、図書館、公文書館、博物館

GLAM(美術館、図書館、公文書館および博物館)による一括したコンテンツの寄贈に関連する分類の問題については、Commons:Guide to batch uploading#Categoriesをご参照ください。

カテゴリ分類のワークフロー

現在、ボットが新しくアップロードされたファイルがトピックのカテゴリに分類されているか確認し、分類されていないファイルを分類することを試みています。2015年6月17日以前、CategorizationBotがこの仕事を担っていました。2019年6月現在、SteinsplitterBotがたまに未分類のファイルを確認しています。 ワークフローは以下の通りです:

  1. 利用者が新しいファイルをアップロードして、カテゴリを追加する(あるいはしない)。
  2. ボットがファイルがカテゴリ分類されているか確認する。
  3. 利用者がファイルをさらにカテゴリ分類する(例えば、下記のカテゴリ分散)

以下も参照:User:CategorizationBot#Processカテゴリ分類の統計

その他、手動ならば、以下のカテゴリ分類のワークフローが可能です:

  • カテゴリ充填:検索エンジンで適切なキーワードを使用して所与のカテゴリにあるべきファイルを見つけ、そこに置く。
  • カテゴリ分散:Category:Categories requiring diffusionへ行き、混雑しているカテゴリを選択し、必要ならば適切なサブカテゴリを作成し、ファイルをサブカテゴリへ移動する。Cat-a-lotおよびHotCatのようなガジェットが補助することができます。

"HIDDENCAT"を付与されたカテゴリ

多くの非トピックカテゴリは__HIDDENCAT__あるいは{{Hiddencat}}をカテゴリページで付与されています。例えば、Category:PD NASA in edit modeをご参照ください。

一般的にはカテゴリは各ページで見えますが、__HIDDENCAT__を付与されたカテゴリは以下の場合のみ見えます:

  • 編集画面上:画面の最後、編集ボックスの下
  • カテゴリページ上:
    • 隠しカテゴリに対するサブカテゴリ上:通常の場所、ただし「隠しカテゴリ」というラベルで分離された行により小さな字体で。
    • 親カテゴリ上:他のカテゴリと同様の方法で
  • ファイル説明ページ上およびギャラリーページ上:表示設定で「隠しカテゴリを表示」を選択したログイン利用者に対して。これはすべての新しく登録した利用者に対して有効化されています。

この機能は一般的には、ライセンス・タグに基づくカテゴリのような、テンプレートに基づくカテゴリに対して使用されます。例えば、ファイル説明ページに{{PD-old-100}}を置くと、そのファイルにCategory:Author died more than 100 years ago public domain imagesが追加され、このカテゴリには__HIDDENCAT__が付与されています。

さらなる詳細は、Mediawiki(コモンズが使用するソフトウェア)に対する隠しカテゴリについてのヘルプ節をご参照ください。

カテゴリのためのテンプレート

カテゴリページ向けに設計されたテンプレートがあります - 詳細はCategory:カテゴリ名前空間テンプレートをご参照ください。カテゴリがウィキデータ項目とリンクされているならば、以下を使用することができます:

これはウィキデータで入手可能なトピックの情報の概要を表示し、生年/没年/氏名/monument IDもカテゴリに自動的に追加します。

さらによく使われるものはCategory:Category header templatesにあり、以下のようなものです。

ツール

関連項目